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Eugene goes to Taiwan!

Eugene goes to Taiwan!

センター試験生物

なんでいきなりセンター試験生物の説明をもってくるんだ!という人もいると思われますが、あくまで個人HPなので個人の独断と偏見でセンター試験を切り裂いていってもよいかと思われまして・・・。したがって意見のくいちがう方、ご退去ください。

さて、センター生物の話をしていきますか~(^▽^)ノ
こんなにわくわくしながらタイピングをすることはめったにないのですが今日はセンター生物について語ろうと必死ですw

というわけで、まず。センター生物の傾向から。
問題は大きく分けて6題からなり、主に高校教科書の流れに沿って、問題は展開されるようになっています。詳しくは以下のとおりです。

第1問 生物体の構造
第2問 代謝とエネルギー
第3問 生殖と発生
第4問 遺伝と変異
第5問 反応と調節
第6問 生物の集団

ちょっと固めにいいますと・・・出題内容は年によって考察問題中心であったり、知識問題中心であったりと変化するものの、最近は探究学習を重視した考察問題が多くなり、与えられる資料にも無理のない図表やグラフがとり入れられています。以上より、全体的な出題傾向は、60分という試験時間に妥当な量・内容であり、その出題姿勢は「生物現象の基本的な原理・法則を理解させ、生物学的に探究する能力、科学的な思考力・判断力を育成する」という高校生物の履修目標に凝縮されていると考えてよいでしょう。

ついでに平均点も見ておきましょう。

センター試験平均点
2001年度 2002年度 2003年度
67.12点 62.85点 66.98点

低いですね。。。これは難しいからではありません。はっきり申し上げると、勉強不足です。生物は一つの山を越えるとすいすいと問題が解けるようになる。しかも文部科学省の検定で通った教科書の中からしか出題されない。この出題幅を考えてみれば生物は本当に易しい試験です。中には解剖が嫌いだとか遺伝が嫌いという人がいますが、解剖はセンター試験で出題されるわけもなく、遺伝もちょっとした数学パズルみたいなものです。

では何をすれば高得点を狙えるのか。これを検証していきます。
まずは以下の点を目標とすることはいうまでもありません。

1)教科書で基礎力を養う
2)不得意分野をなくす
3)グラフや表になれる
4)センター試験独自の出題形式になれる

1)教科書で基礎力を養う 

まず一番大切なのはこれです。教科書を読み込むことです。教科書は最もわかりにくい参考書だ、なんて話もありますが、そんなわけがありません。日本でもっとも整頓されかつ内容がまとまり、コヘレンスがしっかりした参考書です。これは絶対です。受験生だったちょうど1年前くらいにいつもしてましたが、センター試験形式の問題を解いて間違ったところは、必ず教科書のどこかに載っている。これがセンター試験の定義の一つなのです。

2)不得意分野をなくす

これはセンター生物においては重要なことの一つです。理由は、第1問~第6問もでほぼ同じ配点で出題されるからです。年度によって遺伝の配点が高かったり代謝よりも生殖のほうが傾斜が高かったりしますが、毎年ほぼ同じです。ですから、自分の不得意なところをなくす、というのも目標にし、改善しやすいところから改善していくのがいいかと思います。改善のしやすさは個人によって違いますが、僕の考えから言うと以下の順のようになります。

改善易
第6問 生物の集団
第1問 生物体の構造
第4問 遺伝と変異
第3問 生殖と発生
第2問 代謝とエネルギー
第5問 反応と調節
改善難

前述のように、個人差はありますが、以上のとおりです。特に第1問と第6問は点の稼ぎどころだということを肝に銘じておいてください。最初の細胞の問題からミスってるようでは平均点越えは不可能です。遺伝は、一つの法則を覚えてしまえば後は数字を並べていくだけなので暗記する量も最も少なく、理系の人たちにとってはとても簡単なはずです。しかし、もっとも教わりにくい分野でもあるので、教え方の下手な先生にあたってしまった方はご愁傷様です。それでもまだ救助の余地はあります、友達と問題を出し合うのです。自分の家系の血液型を全部調べてみるのです。(もちろんA型とかO型とかじゃなく、AOとかBBみたいに。)僕は遺伝の分野が一番好きだったのでいつもこんなことをしていました。話を戻して、次に簡単なのは生殖と発生。生殖はコケとシダと被子しかパターンでないんだから、このくらい30分で覚えなさい。もうそれだけでセンター試験の4~10点はUPするんですから。それと同じで、発生はウニかカエルなんだから、それも20分で覚えてください。
ここで!一番簡単な覚え方!!!
それは・・・
自分で図を書く!教科書か、できれば資料集・図説にある絵を真似て書いてみる!最初は見ながら、次はちょっとカンニングしながら、最終的には何も水に書くのです。これだけで卵は完全マスターしたことになるんです!付け加えて、その際に卵割の違いとかも一度に覚えてしまってください!
そこまでまとめる作業が俺には出来ないんだ!という方にはもう最終兵器、参考書です。これも、とにかく、見るだけじゃなくて自分の手で書くのです!お勧めの参考書はもちろん田部先生の著書で学研の48講です。これだけあれば、大丈夫です。

続く・・・


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